レンタル?購入?介護用電動ベッドを導入するときのメリットデメリット解説
家族の誰かに介護が必要になった場合、介護用ベッドは購入する方が良いのでしょうか。それともレンタルの方が良いのか、それぞれのメリットとデメリットについて説明します。
介護用ベッドのほとんどが電動です。電動なら寝たままの姿勢だけでなく、背もたれの角度やベッドの高さを変えられるのですが、電動なら要介護者にとっても自分で自由に変えられることができ、介護士にとっても要介護者をベッドから降ろしたり寝かせたりするときに利便性が良くなるというメリットがあります。
購入する場合は?
そんな介護用電動ベッドは購入すると、5万円以上はかかるので高額になりますが、自分や家族の使い勝手のいいモノや好きなデザインのベッドを購入することができることや要介護認定に関わらず自由に購入できること、気兼ねなく使用をすることができるというメリットがあります。
一方で購入時に費用が掛かるということと、使わなくなった時に置き場所に困るということがデメリットです。
レンタルの場合は?
レンタルをする場合は、購入の場合と反対で使わなくなった時には返却をするので置き場所に困ることはないということと、費用が抑えられるという点がメリットで、デメリットとしては、要介護の認定が必要なこととケアマネージャーを通して申し込むので、届くまで時間がかかるということが挙げられます。
どちらの場合も引越しや移動させる時に困ったとご相談を頂くことが多いです
購入をする場合もレンタルをする場合も電動ベッドの移動・配送は購入先やレンタル先が手配して行ってくれます。しかし引っ越しなどで電動ベッドの移動・配送をする必要がある場合は引っ越し業者に依頼をすることになりますが、電動タイプの介護用ベッドは組み立てや分解が難しいものが多く、取り扱い方を間違えると壊れてしまう恐れがあります。
引っ越し業者にとっても頻繁に取り扱う家具や家電なら扱い方にも慣れていますが、介護用の電動ベッドは多くの家庭にあるというものではないので、特に扱いが難しいのです。そのため特別料金になることもあります。
介護ベッドの移動も家具移動サービスにお任せください
そんな時には、家具移動サービスという業者に依頼をすることが勧められます。
引っ越し業者や家具店が行っている場合もありますが、家具の移動を専門としている業者があります。そのような業者なら、介護用電動ベッドを移動した実績もあるので、分解や組み立てにも慣れています。
引っ越しの際、引っ越し業者が介護用電動ベッドになれていない場合や、引っ越しではなくても別のベッドだけ別の所に持ち込みたいという場合の移動は家具移動サービスでおまかせすれば安心です。