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電動ベッドの引越し、吊上げ搬入にはどんな方法がある?

介護用ベッドは近年格段の進歩を遂げ、簡単に自由に動かすことができる電動ベッドの開発も進みました。電動ベッドはスタイリッシュなものもあり、将来の介護の必要を考えて、健康な人も使うケースが増えているため、引っ越しをする際には、電動ベッドの移動・配送について考慮することが大切です。

通常の大型ベッドであれば分解可能なものがありますが、電動式のものは構造が複雑なため、電動ベッドの分解・組立の際に破損する可能性があり、状況によっては吊上げ吊下げが必要になります。それで、引っ越しの際には自分の電動ベッドの仕組みや構造をマニュアルなどで確認し、そもそも分解や組み立てが可能かどうか確認が必要です。

そして、吊上げ吊下げが必要になる状況としては、ベッドを玄関から搬入・搬出ができない、ベッドが2階に合って階段を通すことができない、集合住宅に住んでいて玄関から搬出できてもエレベーターがないため外に持ち出すことができないなどのシチュエーションが考えられます。

電動ベッドを吊上げする方法3つ

電動ベッドを吊上げ吊下げする方法は主に3つあります。

まず一つが、クレーンを使用する方法です。
特にマンションなど高層階から大型の家具などを搬入・搬出する方法で、ピアノなどをクレーンで出し入れしているのを見たことがあるかもしれません。

クレーンを使用する場合は、建物の近くにクレーンを置く場所を確保できることが大切です。そして、低層階と高層階では使用するクレーンの種類が異なるため、車種と必要なスペースの確認を搬入・搬出を依頼する業者に確認しておくことが必要です。

電動ベッドを搬入・搬出する方法の2つ目は、人力でロープなどを使うやり方です。
この場合は、電動ベッドに衝撃が当たらないよう、入念に梱包作業をし、場合によってははしごなども使って1時間ほどで作業が完了します。この方法をとると、電動ベッドの重量や状況によっては大人数の作業員が必要となり、繁忙期などには断られるケースもあるため、こちらも事前の確認が必要です。

3つ目の方法として、荷揚げ機や昇降機を使って搬入・搬出を行います。
専用のはしごをかけたうえで荷台に電動ベッドを載せて運ぶ方法ですが、荷揚げ機や昇降機は引っ越し業者によっては持っていない場合もあります。

どの方法になるかは業者の現地調査で決まります

どの方法をとるかは、業者に下見をしてもらって決める形になるでしょう。

そして、料金は引っ越しの時期や方法、さらには業者によって大きく異なる場合があるため、トラブルにならないよう、きちんと見積もりを取っておくことが大切です。