介護用電動ベッドはレンタル、購入？メリットデメリット

介護する側にとっては暮らしやすさを向上するために、また介護者にとっては負担を軽減するために利用するものの一つに、介護用電動ベッドが挙げられます。使ってみたいと考えているけれども、介護において果たす役割が大きく、それなりに高価でな商品あるため、機能や種類について上手に選べるかどうかわからないという人も多いかもしれません。

介護用電動ベッドを利用するためには、自分で購入する方法とレンタルする方法の二つがありますが、どちらを選べばよいかわからないという人も多いものです。福祉用具のレンタルサービスとは、介護保険を利用することにより、特定の福祉用具を安くレンタルできるサービスのことを指しています。

レンタルと購入、料金面から比較してみると

貸し出しの対象となっている福祉用具には、介護電動ベッドやその付属品、車椅子や歩行器など、様々な商品が該当します。要介護度により保険が適用される福祉用具も異なるため、事前に確認を行うことが重要です。

レンタルと購入を比較してみると、要介護度2以上の人の場合には、料金の1から2割だけを自己負担すれば良いため、高額な介護ベッドを購入するのが難しいといった場合には、レンタルをすれば費用を抑えることができるでしょう。また購入する前にいくつかベッドを比較して試してみたいという場合には、介護度が上がるペースを考慮した上で、状況に応じてベッドを選びたいと考える場合には、レンタルの方がメリットがあります。

介護保険が適用されるものとされないもの

介護用電動ベッドをはじめとし、福祉用具に関しては購入の際にも介護保険が適用されるものとなりますが、対象に該当する福祉用具は限られます。

介護電動ベッドはサービスの適用外となってしまうので、全額自己負担となるでしょう。10万円以上するものがほとんどですが、レンタルの場合にはメーカーや製品により価格に差はあるものの、月に800から1300円程度のレンタル費用が相場です。長期の使用を前提とするのであれば、購入の方がメリットがあるかもしれませんが、迷いがあるうちはレンタルの方がお得になるケースも多いでしょう。

重量のあるベッドの移動が必要になったら、介護士さんにもご相談の上、専門業者にお任せください！

レンタルや購入で自宅に介護用電動ベッドが届いたけれども、場合によっては部屋を移動したいなどという場合も出てくるかもしれません。このような場合には電動ベッドの移動・配送が必要となります。

移動は様々な業者に依頼することが可能ですが、移動は家具移動サービスで検索することで探すことができるでしょう。一度介護士などにも相談してみましょう。