電動ベッド介護ベッドの移動。業者が断る理由を解説
電動ベッドの移動・配送が必要になり、引越し業者に依頼したけれども、実際に引越業者に断られたというケースも多く聞かれます。
なぜ電動ベッドの移動や配送は、引っ越し業者に敬遠されてしまうのかと言うと、電動ベッドは専門的な扱いであり、解体、移動、組立てまでの作業が必要となり、トラブルが発生しやすいからです。
一般的に介護用の電動ベッドの場合には、多くの家にあるものではなく、どちらかと言うと専門性の強いものです。あまり経験がないのにも関わらず安請け合いをして、壊れてクレームが発生してしまったり、解体や組み立てなどに思った以上に時間がかかるということから、実績がなかったり専門家がいないという場合には断るケースも多く見られます。
電動ベッドに対応しているかどうかは事前に確認しましょう
引越業者各社の対応としては、対応の可否についてホームページで明言しているところはあまりありません。実際に問い合わせをしてみたら、対応していないという回答が来て困ってしまったというケースも多いものです。
介護用電動ベッドの運搬を引き受けるかどうかについては、業者の判断によることから、見積もりの依頼の際に必ず事前に伝えることが大切です。運んでもらえるのかどうかを確認した上で、もし対応できないと言われた場合には、その電動ベッドをどうするのかを考えなくてはなりません。
分解や組み立てに時間や労力を要する電動ベッドですが、追加料金を支払うことで引き受けてくれる業者があるのも事実です。しかしこのような業者の場合でも、3から4月などの繁忙期の場合には、時間の都合上で受け付けられないというケースも見られます。
業者により比較的柔軟に対応してもらえることもあるため、こればかりは一度確認してみなければ分かりません。また請け負っているケースの場合でも、作業後の保証についてはないと考えておいた方が良いでしょう。
分解と運搬までは行なっているけれども、組み立てはサービス外にしているところもあります。あくまでも引越し業者の場合には、運搬が仕事というスタンスです。依頼されれば運ぶけれども、それ以外の部分では責任は持てないという考えであることを覚えておきましょう。
専門業者に依頼するのが安心です
このような場合には、引越し業者とは別に電動ベッドの解体や組み立てなどを専門とする業者に依頼をする方法が一番と言えるでしょう。このような業者の場合には知識や経験もあり、スムーズに対応してくれるものです。この場合にも一社だけに依頼するのではなく、複数の業者に見積もりを依頼した上で、いくつかの選択肢の中から考えることが重要です。