繁忙期の引越しを避けられない人向け|2021年版引越の傾向と対策
日本人は、年度替わりに多くの人が引越しをします。
その理由は、学生ならば卒業式や入学式が行われるからです。社会人で言えば、サラリーマンが人事異動等を命じられてその時期がちょうど新年度の時期に重なるわけです。
そうすると、3月から4月にかけては、多くの人が引越し業者を手配することになるでしょう。
引越し業者の繁忙期は、3月から4月の初めにかけてと言われていますが、この時期は業者に依頼しても料金が高くなります。それでも多くの人は引越し業者を必要としているため、多少料金が高くなっても利用せざるをえないわけです。
2月から3月ごろに引っ越しを決める人たちもいますが、自分が選びたい業者を選ぶことができなくても引っ越しそのものができない事はありませんでした。
ところが、2019年あたりから風向きが変わってしまいました。
半年前から引越し予約ができる人はなかなかいません
2019年からは、様々な理由により引越し業者を手配することが難しくなったのです。
引越し繁忙期は特に、直前に業者を選ぼうとしてもそもそも業者自体がどこにもないため引越しをあきらめなければならないケースも出てきました。
もしこれから繁忙期に引越しをしたいと考えているならば、引越し難民にならないように対策を立てることが必要です。その対策の1つは、可能な限り早い段階で業者を選んでおくことです。
従来であれば、1月から2月の初めごろならばまだたくさんの業者を選ぶ事は可能でしたが、2019年以降はその時期に業者を選ぼうとしても既に選べないケースがほとんどでした。
このことから考えれば、前年の11月から12月位に予約をしておけば問題ないといえます。
もしそれでも、心配な場合には9月から10月の段階で予約を入れておきましょう。たいていの引越し業者は、半年先ぐらいまでの予約を受け付けています。
ですが引っ越しをする人すべてが、半年位前から予定がわかっているわけではありません。
何らかの理由により、直前になり引っ越しが決まることもあるでしょう。それが2月から4月の間だとすれば、まず業者を手配することは難しいといえます。
キャンセル待ちでキャンセルが出た場合には、運良く業者を手配することができるものの、頻繁にキャンセルが出るわけではないため、望みは小さいといえます。
そんな時に家具移動サービス
この場合には、家具移動サービス業者を手配してみるのが良いかもしれません。
家具移動サービス業者は、個人では運ぶことが難しい大きな家具を専用のトラックで運んでくれます。そのため、自分たちで自家用車やレンタカーを用意して小さなものを運べば、引越し業者に頼まなくても問題ないでしょう。